解禁はお預け
27日の夜、出発。
千代川か九頭竜川か悩みながら吹田ICまで下道を走る。
吹田ICに近づくにつれて、思いは九頭竜川へ。
コンビニで日券を購入。
五松橋下流の、高圧線の近くで仮眠を取る。
仮眠から目覚めて川を見たら、激流ですやん。
ウエーディングしたら流される。
シンキングのフライライン使ってもフローティングラインのごとく、沈まず流されていくような感じ?
その前に、ウエーダー履いて万が一流されたら絶対助からない状況に、移動を決意。
購入した1500円の日券もパー?(笑)
自分の命に代えたら安いもんですよね。
自己判断で上流の支流へ移動。
途中、大野市内のコンビニで日券と昼食も買い忘れてたので購入。
この時点で7時過ぎてましたが、一縷の希望を抱いて渓に。
渓のいたるところに車が停めてあり、川を見ると入渓場所がない状況。
支流本流の下流部が空いてたことを思い出してUターン。
しかし、運悪くそこには段取りしてる餌釣りさんたち。
竿を出せないまま、移動ばかり。
道の駅 九頭竜のそばの本流でようやく入渓できたが、下流から餌釣り師さんが上がってきた。
頭はねてしまったか?と思ったのですが、少しおしゃべりしたら、この方は下流に釣り下がり、釣りを終えて上がってきたのだそうだ。
『きょうは全然釣れませんわ。餌で3匹だけです。桁が一つ少ないですわ。フライですか?ライズは皆目見ませんでしたよ』と。
ニコッと笑った顔が好青年で、白い歯が印象に残った。
取りあえず川に入って釣りをする。
ブッチャーを結んで少し上流から釣り下がろうと考えた。
ウエットフライなら何とか一匹なるかなと考えていたが甘いよね。
数投目だったか?キャスト後、表層に浮いてるブッチャーにライズ。
フッキングに至らず…
作戦変更、ドライで行こうと思い。
釣り下がることをやめて、釣り上がることにした。
川を見上げると、50mほど先におじいさんの餌釣り師が入られた…
入渓しやすい場所ですからね、仕方ない。
ここでまた思い切って作戦変更して、石徹白川へ行くことにした。
ここからだと、小一時間で行ける。
石徹白川に着いて…
甘い考えだった。
想像以上の人。
もう一度九頭竜本流に戻って釣りをすることにした。
そういえば、まだ朝飯も昼飯も食ってなかったな…。
戻っている途中、スマホに何か連絡が入ってるようで、点滅している。
石徹白は電波が届かないから多分その辺りで連絡が入ってたんだろう。
見たら釣友のF岡さんからのメッセージだった。
『九頭竜、来られてるんですか?』
早朝配信した、FBを見られたようである。
現地到着時間は16時とナビのアナウンス。
朝に入った場所より500mほど上流である。
今朝見た流れよりは平穏になっていたが水量は多い。
ここで遅めの昼飯ならぬ朝飯のサンドイッチを食す。
見渡せば人も多い。
聖地と言われるだけあってか、全国から人が集まってくるのが、車のナンバープレートを見たらわかる。
ウエーディングの仕方、ルール。色々教わった。
水中に人の頭大の石というか岩が敷き詰められていて、全てが浮石状態。
フリーストーンの足場はこんなに怖いのかと思い知らされた。
この流れ、流されたら終わり、実際何名も亡くなっているので、膨張浮環は必要だと感じたのである。
変に力が入るのか、下半身はウエーディングしている最中から悲鳴を上げてる。
『明日は絶対筋肉痛だな』と思ったが帰りの運転中の車の中から始まっていた。
途中のサービスエリアでうまく歩くことができなかった。
一度、ゴンという当たりは有ったのだが、それがサクラなのかシーバスなのかウグイなのかわからない。
太陽が沈むまでキャスティングをしていた。
釣りを終えて、F岡さんと晩飯を食いに。
福井ICそばの 熟成かつ 天膳本店へ。
F岡さんはソースかつ丼&おろしそばのセット。
僕は醤油かつ丼&おろしそばのセットを注文。
最初、客が少なかったのであるが、あっという間に一杯になった。
人気店だったんだな、知らずにふと目に入った店がここだったのでね。
お店を出て、ここでF岡さんと別れる。
F岡さんは車中泊で北陸の渓を釣りに行くようである。
健闘を祈ります。
結局、移動ばかりで、まともに釣りをしたのは、サクラマス狙いだけになったどっちつかずの釣りになってしまった。
帰りの高速道路で、少し仮眠を取ったつもりが大爆睡していたのか?日付が変わっていた。
これで高速代も少し安くついたしOK。
ドライブメイン、釣り少々。
結局魚の顔は拝めずじまい。
Study to be quiet…